セミナーに参加
中小企業に限らず、経営者や会社の役員・管理職は日々スキルアップと勉強を続けることが大切です。
経営者が成長して現状の問題点を理解することが会社そのものを成長させる近道になります。
事業者向けのセミナーでは独立開業セミナーなど起業家向けのものが多いですが、一定期間の運営実績がある事業者向けのセミナーもたくさんあるので、積極的に参加してみましょう。
中小企業向けセミナーの種類
今回は従業員が受ける外部セミナーではなく、経営者や役員などの経営陣が受けるべき中小企業向けセミナーの種類を紹介します。
中小企業向けのセミナーは以下のカテゴリーがあります。
収益化や問題点の抽出など
節税方法、法律の解説、資金調達法など
従業員とのコミュニケーション能力向上など
セミナーで得た情報を元に経営者が従業員に対して研修をする目的
業界動向の解説、他社の取り組み事例の紹介など
マーケティングする方法、プレゼンのテクニック、事業規模を縮小するコツなど
時間とお金に余裕があれば、幅広いセミナーに参加してみる方法でも問題ないですが、セミナーは基本的に何を知りたいのか目的を明確にし、自社の状況や課題に合った内容のものをピックアップすることが望ましいです。
セミナーはヒントを得る場所
セミナーはコンサルティングのような決まった答えへ導くものではなく、最新の動向や事例などを学ぶことが主な目的です。
セミナーで説明されたことを全て鵜呑みにせず、セミナーで学んだことから自社のビジネスを有利にさせることがないか考えてみてください。
何をするべきなのか方向性を決めたら、そこから社内会議などを経て企画をまとめることや、コンサル会社などを活用して取り組みを実行していくのが一般的な流れです。
規模が小さいセミナー
中小企業は規模が小さく、個別アドバイスや個別質問などの対応をしてくれるセミナーがおすすめです。
昨今は動画によってビジネスのノウハウなどを発信するケースが増えていて、会場参加型のセミナーに参加しなくても幅広い方法で勉強・スキルアップをすることが可能です。
話をする相手に好印象を持ってもらうコツなどセミナーで定番の内容は、すでに最適な方法が解明されていてセミナー講師の伝え方などで差別化をしています。
こうした解釈や状況に応じた対応が必要なことは、話を聞くだけではなく個別サポートまでしてくれるセミナーに参加することで本当に有益な情報が手に入ります。
セミナーへの参加は時間と手間がかかるので、本当にそのセミナーに参加しないと得られないことがあるのか事前に考えてみてください。
セオリーや定番の手法を自分の会社でどのように応用するのがベストなのか?こうしたサポートまで行っている少人数制のセミナーは参加者から高い満足度を獲得しています。
業界の最新動向や法改正に関連したこと。文章を見るだけでは理解するのが難しいような内容は、規模が大きくて質問しにくい環境のセミナーを利用する価値が高いです。
聞くことがメインの内容であれば、現地に足を運ぶ必要がない動画(オンライン)セミナーが人気を高めています。
おわりに
中小企業の経営陣がセミナーへ参加するシーンは、主に時間とお金に余裕がある状況と問題点を改善するためのヒントなど明確な目的が決まっているケースがあります。
直面している問題を解決したい場合は、コンサルティングなど個別にサポートするサービスに比べて問題解決までに時間を要します。
セミナーは参加して話を聞いてから、社内等で会議をしないといけないこともあるため、緊急性が高い場面ではセミナー以外の解決法を探してみてください。
問題が深刻化していない段階や将来の予防や改善を目的に早いタイミングでセミナーを受けておくことで、状況が悪化してもスピーディーに対処できるようになります。